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わたしの暮らし

おばあちゃん(姑96歳)脳出血から35年、認知症(ピック+後にレビーの混合型)歴33年。天寿を全うしH30.11.28永眠しました。 実母は13年間ほどツハイマー病と共に生き、R2.5.4永眠しました。嵐のような時を経て、今は穏やかなわたしの暮らしです。

旅行2日目(海南島 三亜 ②)

次に行ったのが、海南島最南端にあるという「天涯海角」
空の果て、海の果てという意味で、昔は流刑地だったそうだ。
そんな悲しい歴史を感じさせないような、青い空と海が出迎えてくれた。

椰子の木陰の歩道を歩く。行きかう人々、中国人が特に多い。(当然だけど^^;)
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途中から砂浜に降り、靴の中に砂が入らないように気をつけながら歩くと、大小の岩が現れた。

南天一柱の文字が彫られた巨石。他にも文字を彫られた巨石がいくつか。
この岩の前で、入れ替わり立ち代り記念撮影をする人たちが非常に多い。

海には何をする船だろうか…
この先にも何かあるらしいが、時間の関係でここで引き返す。

観光客でごった返した感のあるこの浜辺。
ここでは、物売りの女性や少女が次々と声をかけて来た。ガイドによると少数民族の人たちが稼ぎに来ているとのこと。
暑い砂浜で、身なりも貧しそうな年のころ7~8歳のいたいけな少女が、必死で声をかけて付いて来るその様に心が痛んだ。買ってあげたいが、要らない物。心を鬼にして断り続けた。
こうして、この天涯海角を後にした。
DSC01729.jpg



それから街に向かい、「自由市場」へ。
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果物、雑穀ばかりでなく、衣類も並ぶ。
路上では、ゆでた皮付きトウモロコシや、食べ物の屋台がひしめきあっている。食べかすや、包装の袋もかまわず路上にポイポイ捨ててあるので、踏まないように気をつけながら歩いた。スリにも用心とのこと、ショルダーバッグを斜めにかけ、お腹の前でキープした。
DSC01730.jpg



仲間のみんなとぞろぞろ歩いていたはずなのに、カメラを覗いていたら、ここで見失った。あせった。^^;
少し引き返すと、今夜ホテルで食べるための果物を買っていた。ほっ。
ジャックフルーツというのも初めて試食した。見た目、ドリアンを大きくしたような果物。見た目ほどには癖がなく美味しかった。
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また車に乗り込み、「鹿回頭公園」へ。
車中ガイドさんと、「つまらないところ、つまるところ(そんな日本語はないけれど)」なんていう、たわいもない会話で盛り上がる。
この公園は半島の高台にあり、港や町が見渡せる。歩いて行くあちこちにブーゲンビリアが咲いており、美しい。

河口に浮かぶ小さな船は、水上生活者のものだという。
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そして、この公園の名前の元になった伝説の像。
その伝説とは、昔、リー族の青年猟師に追い詰められた鹿が、振り向きざまに美しい娘に姿を変え、二人は恋をし、のちに海辺で仲良く暮らしたというものだそうだ。
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そういえば、ここへ登ってくる道の途中に「鹿養殖場」の看板も。角が漢方薬の材料になるそうだ。
こんな年間通して暑い所に、鹿がいることに感心した。


そしてホテルへ。ここも旧正月の飾りつけが施されていた。ちなみにみかんや金柑は、鉢植えの本物だった。
周囲の街の中のあちこちにもこれらの飾りや、賑やかく横断間幕も張られ、旧正月の準備が整っていた。
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ホテルの夕食。
順々に出てくるので、またまた食べかけの品も~。お見苦しくてすみません。
私としては、昨日の広東料理よりも口に合う感じで美味しかった。手前のセロリの炒め物は特にしゃきしゃきと美味しかった。ごちそうさまでした。
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その後、またお土産を買いにお出かけ。
明日の温泉に行くのに水着を持って来なかった人たちが、水着も買い求めた。男性は日本のようにぶかぶかの物は入場が許可されないと聞き、夫のも~。みんなで交渉、値切って、男性用パンツ1枚300元。日本円にすると500円弱。こんな安い買い物なのに、50元値切るのに売り手と買い手で、身振り手振りを加えて何分間もの攻防戦。異国の旅先ならではの、みんなのいい思い出になった。(^^ゞ


そして部屋で慰労会。
空港の免税店で買ってきたウイスキーと、マンゴスチン、ランブータン。
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マンゴスチンは日本で冷凍になったものを食べたことがあるが、赤いウニのような形のランブータンは初めて。夫は赴任先で頻繁に食べていたとのことで、手で簡単に皮を剥けると皆に伝授。
種のまわりにゼリー状の果肉。味はライチに似ていて癖も無く、美味しかった。テーブル上に乗り切らないほどの量があったので、太ることも忘れ、もうたくさんというほど堪能した。^^;
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  1. 2007/02/18(日) 07:48:19|
  2. 旅行
  3. | コメント:3
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コメント

旅行気分

素敵な画像と詳しい説明で旅行気分に浸れました。
ありがとうございます。

歴史もあり、建物もお寺などは日本とはスケールが違うのが画像から伝わってきました。
南の方に行かれたと言うことで、食べ物や雰囲気が私の思っていた中国とは違っていて、中国は広いんだとつくづく思いました。

ご主人様は単身赴任だったのですか。
留守中、家を守りながら介護なさっていたのだと思うと頭が下がります。
私は自分の親だし、手抜き介護だけどいつか主人と中国へ行ってみたいです。
  1. URL |
  2. 2007/02/18(日) 12:02:56 |
  3. 天秤 #-
  4. [ 編集]

いいなぁ~!

ただ一言、素直な感想・・・・。
『ジュアンも行きたいなァ~(^.^)・・・』
  1. URL |
  2. 2007/02/18(日) 23:32:07 |
  3. ジュアン #-
  4. [ 編集]

◎天秤さん、
写真、走る車の中から街の様子を撮ったものは全滅、お店は買う気がないのに写すのは気がひけて、観光地の紹介になりました。
一緒に行った仲間の中には中国へは3回目というご夫婦も~。
団体旅行だと夫も出かけるんですが、そうでなければ家の場合は面倒臭がりで、どこにも行きたがらないんですよ。^^;(おとうさん、いろいろに感心持たないと、佩用症候群でボケちゃうよ~。おばあちゃんは不可抗力でしょうがないけれど、あなたがもしそうなったら、犯罪だからね‥と脅しているんですが~^^;)

夫が帰って来て、代理で出ていた地区の役員会なんかに、もう行かないでいいと思うと、肩の荷が少し軽くなったように感じます。^^
息子も、出払い作業に行かないでいいと喜んでいますよ。
田舎暮らしならではのことかな。^^


◎ジュアンちゃん、
毎日働きづめだと、どこかへ出かけ、息抜きしたくなりますよね…

積みたてが貯まって、次の計画がたたる頃、我が家はどんな状況になっているのかなぁ。おばあちゃんには、変らず元気でいて欲しいです。


ママもケメ太も風邪引きさん。ケメ太は甘えん坊になっています。
お返事が遅れ、ごめんなさいね~。
  1. URL |
  2. 2007/02/20(火) 14:43:57 |
  3. ケメコ #1dGyOGuk
  4. [ 編集]

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